独断と偏見の手芸の秋向けレビュー 2大ピーシング用糸対決「モンリッキー対メトロシ

2006年09月29日 20:59

秋といえば「●●の秋」。
涼しくなってくると一般に、
諸方面への興味が湧くし、持続もします。
今回は、手芸(主に手縫いの手芸)材料の基本である、
手縫い糸2種を、独断と偏見でレビューしてみます。

対象は、メトロシーンとモンリッキー。
どちらも細めで、同じ長さ、ほぼ同価格。
ミシンでも手縫いでもオッケー。
パッチワークの際、ピーシングにもキルティングにも
双方利用可能と、機能的にもほぼ同等。
ですが、使い心地が違いますので、好みがもろに出る糸です。

・メトロシーン
布に針を通した印象は「ぞりぞり」。
布すべりは良くないように思うのですが、
使う人によってはこの手ごたえが好きという方もいそうです。
糸の端はほつれにくく、割れにくい。
糸を長めに切って使うのが好きな人にはうれしいところかも。
ただ、糸が絡みやすいように思います。
一度絡むと、なかなかほぐれず、切ってやり直す以外に
手立てはありません。
個人的に嫌いなのは、糸巻きの形状です。
使い進むにつれて、繰り出す糸に
切きりっぱなしの糸巻きの端が触れ、
糸がとても痛みます。
痛むと毛羽立ちがひどくなりますし、
毛羽立つと絡みやすくなる。
細めの糸巻きならまだしも、お徳用の500mの糸巻きだと
終わりごろにはとても糸が出しにくくなる。
ぐし縫いより、ペーパーライナーを使った
かがり縫いが多い当方にとって、ライナーの端が
糸に触れる機会も多いので、引っ掛かりが多い糸は
いただけません。
引き抜いたそばから、糸が団子になる。
いらいらします。
しょぼい理由ですけど、使い進むにつれて
引っかかりやすい糸になるため、
よほどのことがない限りは使っていません。


・モンリッキー
上のメトロシーンと同じ60番手ですが、
すごーく細く感じます。
まるでくもの糸みたい。
モンリッキーで糸が絡まず縫えるようになったら
手縫いの腕は上がったとみていいと思います。
糸を引き抜くときの加減で、ぴゅーっと絡まります。
絡まり加減は、使い慣れないうちは
メトロシーンより上です。
でも、一旦慣れると、すべりがとても良い糸なので
縫い心地は大変良い。
反面、糸の端がとても割れやすいので、
すぐ端っこがもろもろになります。
絡まりやすい要因を作りますので、
長めに糸を切る使い方はできません。
でも、糸自体は大変タフです。
こんなに細い糸でキルティングできるのかな、と
不安になるのですけど、大丈夫なのです。
糸が細いので、仕上がりも華奢でとってもきれい。
糸巻きの端も斜めになっていますので、
最後まで糸がきれいに取り出せます。
けちな私は、最後まできっちり使えるものが好き。
なので、軍配はモンリッキーにあがります。

他にも手縫い・キルティング用の糸はありますので
とどのつまりは使う人の好みに合うものを使えばよい。
糸の違いがわかるぐらいまで、
手縫い道をきわめてみましょう、お互いに。


★パッチワーク・キルト用糸Molnlycke モンリッキーArt.8509(60番手・500m巻)="★パッチワーク・キルト用糸Molnlycke モンリッキーArt.8509(60番手・500m巻)

メトロシーン【500m巻】 Art1145メトロシーン【500m巻】 Art1145


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://tcatfox.blog57.fc2.com/tb.php/338-8a12ea3e
    この記事へのトラックバック


    最近の記事